シアリス（CIALIS）20mg

シアリス（CIALIS）の特徴

シアリスはイーライリリー・アンド・カンパニーから製造販売されているED症状の改善に使用される医薬品です。

ED治療薬の中でも、3番目に生まれたのがシアリスです。

有効成分タダラフィルの効果の持続時間は36時間となっており、その他のED治療薬と比べても圧倒的な持続時間が特徴的です。

シアリスの剤形は黄色で、ひし形や楕円形の錠剤タイプとなります。

シアリスは錠剤タイプのED治療薬ですが、それ以外にも剤形の違うED治療薬が販売されています。

圧倒的な持続時間を持つシアリス

シアリスは、3大ED治療薬の中で最も効果の持続時間が長いED治療薬です。

バイアグラやレビトラなどのED治療薬の持続時間は5時間や8時間などに対して、シアリスの効果の持続時間は最大36時間となります。

効果の持続時間が圧倒的長い為、朝一のタイミングで服用しておくことも出来ます。

異性の人が近くにいる状態で、服用するタイミングを意識する必要があるバイアグラやレビトラと違い、異性の人と会う前に服用し、本番で効果を発揮することが出来ます。

シアリス（CIALIS）の効果・効能

シアリスはバイアグラ・レビトラに続いて第3のED治療薬として誕生した薬です。

有効成分はタダラフィルで、医薬品のジャンルとしてはバイアグラやレビトラの有効成分と同じくPDE5阻害薬というカテゴリに分類されます。

PDE5酵素というのは、陰茎海綿体の動脈が拡張して血流がよくなり勃起しているところに働いて血管を収縮させます。

すると血管に流れ込む血液量が少なくなって勃起が終わりとなります。

シアリスを服用するとこのPDE5酵素が働くのを邪魔するので、血管の拡張が続いて勃起が持続します。

またタダラフィルには、食事の影響を受けにくくいったん体内に吸収されると36時間は効果が持続するという特徴があります。

この点で短時間に瞬発的に効果を発揮するバイアグラやレビトラと異なり、欧米などでは週末の性をゆっくり楽しめるという意味合いでウィークエンドピルなどとも呼ばれています。

シアリス（CIALIS）の成分作用

有効成分タダラフィルはcGMP（環状グアノシン一リン酸）を分解するPDE5（ホスホジエステラーゼ５）という酵素タンパク質の働きを止めるので、cGMPの量が増加し、血管拡張作用と血流増加させることで、勃起不全を改善することが出来ます。

タダラフィルはバイアグラとは違い、食事による影響が少ないことや、服用してからの効果の持続時間が長く、服用するタイミングを気にする必要がありません。

食事による影響が少ないものの、もちろん空腹時に使用する方が効果を最大限に発揮することが出来ます。

シアリス（CIALIS）の服用方法・飲み方

シアリスの服用方法は性行為のの約30分～1時間前に水かぬるま湯と一緒に服用ください。

食事の影響を受けにくいED治療薬ですが、空腹時に服用することにより、効果を最大限に発揮することが出来ます。

1度服用してから次の服用までの間隔は24時間以上開けるようにしてください。

一日の上限は1錠までとなります。

初めて利用される方はピルカッターなどを利用し半分して服用することをお勧めします。

効果の現われ方によっては、錠剤の量ををカッターなどで調節してください。

シアリス（CIALIS）の副作用

シアリスの副作用として頭痛、鼻詰まり、眩暈（めまい）、顔の火照り、などが報告されています。

副作用が出る確率は約3割程度とされており、どれも重い症状ではありません。

万が一副作用症状が酷く感じられる場合は病院にて医師の診察をお受けください。

誤飲などのトラブルを防ぐために、小さなお子さんの手の届かないところに保管してください。

シアリス（CIALIS）の注意点

シアリス（CIALIS）の併用禁忌・注意

＜併用禁忌薬＞

併用禁忌薬はシアリスと併用することに対して注意が必要になります。

アミオダロン塩酸塩、硝酸イソソルビド、ニトログリセリン、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬、亜硝酸アルミ、リオシグアト、血管拡張剤などを服用中の方の使用はお控えください。

使用を検討されている方は、病院にて専門の医師とご相談ください。

＜併用注意＞

下記の内容に当てはまる方の服用は避けてください。